絹100% 長さ3.6m(お仕立て上がり時) 製織:山岸京子 最適な着用時期 盛夏・単衣(5月末〜9月上旬) ◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません ◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど ◆あわせる帯 小紋、織のお着物など 越後の里の、雪の中から生まれたてのいのちで染めた… ほっこり、おだやかな心地になる創作帯をご紹介いたします。
≪ ゆき椿染 ≫ 丁寧に草木染めされた糸を用い、 ふっくらと優しいムードの創作品に仕上がってございます。
一本一本に心を込めて、手引きされた糸… 赤城の節糸をはじめとする玉糸や、 手紡糸などの、ざらりとした素朴な糸を用いており、 それを帯一本分用いるというだけでもう「本当に贅沢」と思います。
赤城節糸は、平廻し座繰機で糸繰りいたします。
今では、お年寄りの方が趣味的に細々と続けておられる程度だそうで、 そのためごく少量しか生産されず、入手するのも困難な状態と聞きます。
(こちらの創作元の作品も本当に数少ないものですので、 弊社でのご紹介も、過去2回しかございません。
) 手間・暇を惜しまずかけて作られた糸には、 生糸とはひと味異なる、手作り糸ならではの味わいが出ます。
織り上がりには、ほのかな光沢と玉繭による自然な節が感じられ、 なんとも野趣豊かな地風があり、また弾力性に富み、 長繊維であるためとても丈夫な点も、重宝いたします。
座繰りは糸を無理に引っ張ることがないので、 糸自体を傷めず、繭の持つ自然の美しさがそのまま残ります。
また引き手の癖と繭の個性による節が、豊かな表情を生み出すのです。
ゆき椿で染められた穏やかな枯野色。
素朴な味わいが、横段を作り出す織りの表現を最大限に魅力的に見せ、 シンプルな中にも、思わずふっと目を奪われてしまうような、 印象的な面持ちを演出いたします。
各地の織りものをはじめ小紋などに、 趣味高くお洒落、洗練されたなかにもぬくもりある帯姿を楽しませてくれます。
誠実に「良いものを作ろう」という心意気で生み出された作品です。
「織」のファンの方にも、きっとお喜びいただけましょう。
どうぞこの機会をお見逃しございませんようにお願いいたします。
八寸帯のお仕立てはこちら(八寸帯ミシンお仕立て) (八寸帯手縫いお仕立て) 撥水加工をご要望の場合はこちら(パールトーン加工 八寸帯) (ガード加工 八寸帯) [A1G197769FW]-[TP:片山]-[PS:福井]-[CH:八木]-[文責:竹中]-[0502018] ▲ サブ画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。